沙衣ちゃんのウィニペグ留学日記⑦

おはようございます。
今日でカナダロイヤルウィニペグバレエスクールの2週間のサマープログラムが終わりました。書ききれないほどの事を学び、経験させていただきました。レッスンなどで注意して頂いた事や気付いた事は、飛行機でまとめ直そうと思うのでまた後日書かせていただきます。
今回の留学で1番自分にとって大きかったのは人との出会いでした。日本から一緒に行った11人のみんなとは、歳は全然違ってもみんなバレエが好きなのですぐに仲良くなれたし、バレエの事をたくさん語れて刺激しあえる仲になりました。その中でも、パキータで組ませてもらった同い年の男の子の存在が本当に大きかったです。踊りはもちろんとても上手で、普段から謙虚でみんなに愛され応援される人柄、私に足りていない所なので尊敬です。私のピルエットの調子が悪い時には的確なアドバイスをくれて、その冷静さと判断力に驚きました。また一緒に踊れる機会があればいいなと思います。
先生方との出会いもとても大きく、クラシックのミケーラ先生は、妊娠されているにも関わらず見本を踊って見せくださったり、とても熱心にご指導していただきました。先生には踊る上で大切な事をたくさん教えていただきました。レパートリーのやよい先生は、いつも英語と日本語で注意を言ってくださったり、日本人の私達にも聞き逃しがないようにレッスンしてくださりました。最後のクラスの時、パキータをカンパニーのみなさんの前で発表させていただいたのですが、その後にお褒めの言葉をいただき、その上私の夢まで聞いてくださいました。本当に嬉しかったし、同じ日本人で海外のカンパニーで活躍されている方に出会い、レッスンしていただけた事で自分の中で変わったことがたくさんありました。
他にも色んな人との出会いがありましたが、色んな人の色んな考え方を知る事が出来て良かったし、全てが自分にとってプラスになる出来事でした。
いつも私の夢を第一に考え、高いお金を惜しまずにこんな経験をさせてくれたお父さんお母さん、感謝してもしきれません。私に正しいバレエを教えてくださり、幼稚園の頃から今まで、どんな時でも親身になってくださる大好きなはなやまバレエスクールの先生方。いつでも努力を惜しまず、切磋琢磨してきてくれた友達。書き出したらきりがありませんが、私がこのような経験をさせていただけたのは、今まで関わってくださった全ての方々のおかげです。この経験を糧に、ダンサーとしても人間としても、もっともっと進化していけるように頑張ります。
本当に有難うございました。